採用時と入社時

入社時こそが躾と教育と信頼関係構築のゴールデンタイムです。

普通は1.2回の面接で採用します。この時はその社員も

会社もよそ行きの仮面をつけて接しています。

しかし入社時教育からが御社の本当に望む社員像をつ

たえ育成する第一歩です。

1.提出書類は必ず当日に用意させる。わすれた場合はとりに行かせる。

その時間は遅刻扱いにする。（給与から引く）約束を守ることが企業人として重要

であるという教育の第一歩です。

2.雇用契約書は必ず作り内容を読み聞かせ日付、署名、捺印させる。

3.部長職や職務限定など能力に期待して採用した場合は期待された能力に満たない場合につい

て双方確認する。

給与の決め方が重要です。特に能力に満たないとき減額できるようにすることが大切です。

4.就業規則、社内ルールブックの説明。

（経営理念 目標 労働時間、休憩、休日、休暇、退職、解雇 懲戒）について必ず説明す

る。中途採用者は二言目には「前の会社では」という。必ず違いを理解させないとその社員が

がん細胞になります。

5.会社のルール

特に５Ｓなど安全衛生に関する教育を必ずする。安全意識を持たせることが

今の時代は大変重要です。

6.入社時以外にとりにくい書類を必ず取る

誓約書 身元保証書 車通勤なら運転免許証 車検証 自動車保険写し

ドライバー採用なら運転記録証明 等

7.そのほか

有給取得のルール 試用期間の扱い 特に本採用としない場合について説明する。

現場は人がほしい、早くよこせといいますが、

後々のトラブルにつながり会社への信頼関係を

損ねる原因となるものばかりを入社時教育の

メニューとして上げています。せめて3時間は教育

してください。最後に入社教育を受けましたという

書面を作成し、教育内容を記載して、日付

も必ず記載して労使双方で印鑑を押すようにしてくだ

さい。これにより、言ったいわない、聞いていない、知らないは言えなくなります。

上司となる人も安心して新規採用者を使うことができます。

これで信頼関係のベースはできました。

→雇用契約書作成、社内ルール作成、誓約書作成、入社時教育フォローなどお気軽にご相談ください。