代表者ごあいさつ

ところで「イトーヨーカドーにいた人がなんで社労士になったの？」

これをよく聞かれます。この会社は別名「異動ヨーカドー」。

社員の生活や人生設計をまったく考慮しないで辞令1枚で全国、全世界へ異動させていきます。

わたしも長男がうまれて2か月後に雪が降り始めた福島県は郡山に異動いたしました。

郡山市の新店オープンの住居関連の部門マネージャーとしての仕事でした。

そこで頑張って、頑張りすぎて腰を壊しまして、それから本部スタッフから店の副店長として

住居全体を管理するポジションに着きましたが、また頑張りすぎて体を壊し総務を担当するこ

とになりました。総務をやりながら人の雇用―採用や能力形成といった問題、社内ルールやリ

アルな人と人とのトラブルを体験し、この分野のプロになろうと思いました。しかし社会保険

労務士試験というのは簡単ではなく、毎日帰宅が11時を超えるサラリーマンには厳しい関門で

した。寝ていても試験問題が夢に出てくるような半狂乱状態が試験月の8月を迎えるころには

毎日でした。3回落ちて4回目にようやく受かり地域の先輩社労士にお世話になりながら開業い

たしました。

イトーヨーカドーの人事制度や社内ルール

イトーヨーカドーにいた経験は今でもたいへん役にたっております。とくにあの会社が運用し

ていた人事制度や社内ルールは今でもたいへん参考になります。ただ私が社会保険労務士とし

て一社でも多くの「ホワイト企業育成」のお手伝いをしたい願う裏には、あの大きな会社にい

て一介の歯車として存在していた自分のような多くの夢のないサラリーマン諸氏の生きがいや

りがいを社会保険労務士として会社様をサポートすることで作り出せないかなという思いがあ

ります。

今後は、イトーヨーカドーでの経験をベースに、自分自身が社労士となって学んだ

ノウハウや知識を加味して、中小企業の経営者に役立つサービスを提供して行きたいと思いま

す。まだまだ力不足で、私が本当にやりたいことの１％も出来ていません。

でも少しずつでも前に進んで行きたいと思います。

中小企業の経営者の皆さまのお役に立てる、

「地域で一番親切な社会保険労務士事務所」を目指して、

これからも努力を続けていきたいと思いますので、

どうぞこれからも変わらぬご支援のほどお願い致します。